Arael – visual performance extracts

 

20130105

本日は毎度おなじみですがすごく最近アップされて面白いと思ったプロジェクション作品を一本。
ポルトガルのクリエイターであるMárcio Paranhosによる投射映像です。
3枚のスクリーン、それぞれにプロジェクターから出力した映像をプロジェクションしています。
パッと観た雰囲気だとかなり個人レベルの領域で揃えられる機材でやっているところがとても素敵です。

使用されているのは……

  • Vdmx
  • Quartz composer
  • Ableton

    live

とのこと。
音を拾ってリアルタイムで描写する、という意図がよく感じられる構成だと思っています。
後半で使用されている音源がノイズミュージックだったりと、魅せるよりかは彼自身の実験的試みを感じられます。
こういう音を聴くと湯浅譲二氏を思い出すのはなぜでしょうか。
ノイズ→ホワイトノイズ→湯浅譲二氏、というのが日本人らしく染み付いているのだと思われます。

さらに触れておきたい部分としては、制御しているPCが二台ということです。
片方は音系で片方が映像系という構成なのでしょうか。
いずれにせよ、小規模でもこのような面白い試みを作り出すことができるというのはとても素敵なことです。
さらにこのMárcio Paranhos氏は”Logos

project”なる映像を展開していて自らの信条を映像で表現する、といったことをされているようです。

ちなみに”Arael”というのは時々”Ariel”と混同されますが別の天使です。
“Arael”の方は鳥類を司る天使として知られており、”Ariel”はジョン・ミルトンの『失楽園』にも見られるように堕天使として知られていますね。
“Logos”という言葉も旧約聖書やギリシャ神話などで解釈され得る言葉なので、おそらく彼は彼なりの方法でそういった信条を表現していこうとしているのではないだろうか、と考えています。
活発的なクリエイターのようなので、これからもチェックしていこうと思います。

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